ダイエットをするために必要なこと

ダイエット。現在では、減量に関する事柄や方法論をまとめた意味と捉えられていますが、本来は「食習慣、食生活」という意味の言葉です。

現代社会では、日常生活においてたくさんの飲食物が存在し、好きな時に食べることが出来ます。美味しいものをついつい食べ過ぎちゃったこと、誰にでも経験があると思います。

そんな時は思考を転換。食べた分、体を動かせばいいのです。

1.人間の体は、食事からエネルギーを取り出している。

 「カロリー」、誰もが聞いたことがあると思います。これはエネルギーの単位です。 1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。

人間の体も食物からエネルギーを取り出し、動いています。カロリーとは人間にとって運動エネルギーの指標です。例えば、身長160cm、体重56kgの30歳女性の場合、一日に必要なカロリーは約2,000kcalです。

2.人間はどうして太るのか。

 人間が太るメカニズムは単純です。「体を動かすために必要なエネルギー以上のカロリー(エネルギー)を、食事から摂取しているから」です。

使わずに余ってしまったエネルギーは、脂肪として体に蓄積されていきます。それが「太る」ということです。

3.痩せるためには理論的に考えるべき。

 太ってしまった場合、私たちはどうすれば良いのでしょうか。私がおススメするのは、昔から根強く存在する「筋トレ」という方法です。

4.「燃費の悪いカラダ」を目指そう!

 ここでいう「燃費の悪いカラダ」というのは、「体を動かすために、一般の人よりも多くのエネルギーが必要な体」という意味です。車であれば、同じ燃料で少しでも遠くに行けることが喜ばれますが、体作りの場合、その逆を目指しましょう。エネルギーをより多く消費することが出来れば、体に脂肪として蓄積されることが無くなり、最終的に太ることとは無縁になるからです。

5.具体的な方法とは?

 人間の体は、何もしなくても勝手にエネルギーを消費しています。先ほどお伝えした「30歳女性」の1日あたりの必要なカロリー2,000kcalがそれにあたり、「基礎代謝」といいます。そしてこの基礎代謝は、いわゆる「筋トレ」によって代謝量を上げることが可能なのです。

筋肉がつけば、寝てる間に勝手にエネルギーを消費するので太りづらくなります。また、筋トレによって体のシルエットも変わるので、減った体重以上に見た目も変わるはずですよ。