若くても危険な内臓脂肪、、、10年後に後悔しないために


突然ですが、あなたは自分の体形についてどう思ってますか?
痩せてますか?
太ってますか?

「社会人になってから飲み会が多くて太ってしまった」
「結婚して幸せ太りした」
なんて呑気に笑っている人!

要注意!
おじさん体形まっしぐらですよ!!
あのだらしないぽっこりおなかですよ!

そして痩せてる自分には関係ないと思って読んでいる人!
「自分は食べても全然太らないから」と笑ってる人にこそ伝えたい!
10年後に泣きますよ!

ところで、皮下脂肪、内臓脂肪という言葉は知っているでしょうか。
聞いたことがある人は多くても、その違いを説明できますか?

読んで字の如く
皮膚のすぐ下にあるのが、皮下脂肪
内臓についているのが内臓脂肪です。

簡単に言うと、皮膚をつまんで掴めるお腹が皮下脂肪です。
お腹や顎の下などがわかりやすいです。

内臓脂肪はなかなか自分で自覚することは少ないと思います。
「最近急に脂肪がついたな」と感じている人は多くが皮下脂肪のことを指しています。

皮下脂肪はつきやすく落としやすい。
そして内臓脂肪は1度つくとなかなか落ちない。

ちなみに私は普段看護師をしています。
今回は私の知識と経験をもとに内臓脂肪のお話をしたいと思います。

内臓脂肪はおじさんにつくもの!
若いうちは大丈夫
そう思ってる人もいるかもしれません。

体脂肪率も平均だし、健診結果の中性脂肪という数値も正常範囲だし、、、
なんて思ってるかもしれませんが、そんなことはありません。
異常値の人はとっくに赤信号!
あなたもすでに黄色信号かもしれません。

私は普段の看護師の仕事で手術に入ることもあります。
20代〜40代の若い男性でも、10人中8人は血管が脂肪にべっとり覆われて見えません!!
まさに大きな分厚い衣に覆われたエビフライのよう、、、

そして驚くことに、見た目は痩せ気味の男性に限って体の中は大変なことになっています。

先ほども書きましたが、内臓脂肪はなかなか自分では自覚できません。
そのため気づかず溜め込んでしまうのです。

特に学生時代に運動系の部活を頑張っていた人は、社会人になって運動の機会が減ってた現在も、ついつい同じくらいの量を食べてしまいがちです。
夕食に山盛りご飯を食べたり、間食で菓子パンを食べたり。
さらには飲み会でお酒を飲み、揚げ物を食べ、、、
太らない訳がありません。

そして人間の体は年齢とともに代謝が落ちます。
つまり脂肪が燃焼しにくくなります。
10代よりも20代
20代よりも30 代
そして40代、50代とどんどん痩せにくくなります。

20代の今は痩せてるかもしれません。
しかし代謝が落ちてきた30 代後半
一気におじさん体形突入です。

また、内臓脂肪は万病の元なのです。
内臓脂肪が多いと脳梗塞や心筋梗塞などの死に至る病気になるリスクも高いのです。
先日循環器内科の医師に聞きましたが、最近は20代で心筋梗塞になる人が増えてきているそうです。

内臓脂肪の怖さを少しは感じていただけたでしょうか。

では、どうすれば良いのか。
長年かけて大切に育ててきた内臓脂肪は簡単には落ちません。

まずは食生活を見直してみましょう。
夜の炭水化物はやめましょう。
つまりは夜は米やパンや麺類は控えましょう。
大好きなラーメンは昼に食べてください。

寝る前の食事は全て脂肪になると思ってください。
夕食は野菜や魚や豆腐など、ヘルシーなメニューにしましょう。

食事を作ってくれる奥さんやお母さんがいる人はぜひ健康的でバランスの良い食事お願いしてみてください。

1人暮らしで料理が苦手な人や、時間がなくて自炊ができない人もコンビニ弁当はやめてください。
既製品ならスーパーに行ってみてください。
お惣菜コーナーにはいろんな種類のおかずが売っています。
そして「○時に作りました」というシールが貼ってある商品を選びましょう。
おそらくコンビニ弁当より添加物は少ないハズです。

そして必ず朝ごはんを食べてください。
最初はご飯ひと口でもヨーグルトでもバナナでも良いです。

朝ごはんの習慣がない人は最初は辛いでしょう。
しかし夕食が減れば、そのうち朝お腹が空いて目覚めるようになります。

3食食べることで体の中の血糖値は保たれます。
食事を抜くと血糖値に急激な変化が起こり脂肪を作りやすくさせるのです。

運動については有酸素運動が効果的です。
腕を振って20分は歩きましょう。
通勤時や近所のスーパーまで歩いてみましょう。

習慣を変えるのは難しいです。
特に長年の習慣は。

今のあなたの生活習慣は必ず10年後に影響します。
未来で後悔しないために、今こそ自分の生活を見直してみましょう。